林業の心得

野村たかよ

2009年01月12日 11:36

土曜日は、「森林の仕事ガイダンス」という所にいってきました。

新たな、就職先を探して!いざ。

というわけではないけれど、これから農業関係や森林のセミナーやガイダンスが
増えて、雇用を確保していく動きが急速に高まっているなかで
どんな反応が起きているのか、どんな展開をしているのか、現状なども知るために
会場に足を運びました。

会場でもある、大阪 梅田にある会場へと行くと
なんと!若い人もおじさんも女性も多い!人も多い!かったです。

写真がなくて、申し訳ないんですが
各都道府県で林業関係の多分組合の方??が質問者と1対1で対面しながら
話を進めていました。

その他には、実際に働いている若い男性・女性の方と個別で話して、生活形態なども聞けます。

その後は、寺門ジモンさんが司会を勤めるトークショー
ゲストは、水野雅夫という方で有名な方らしいです。
芸能人とかではないけど、NPO法人 Woodsman Workshop代表をされているそうです。

何をしている場所かというと、林業に入る前にボランティアで体験ができたり
仕事をしているが、空いた休みなどで林業を学べる様にしている。

それは、水野さん自身が経験したことの中でNPOを作る使命感が出たんだろう。


テーマは、「林業の心得」だったんだけど
まあ、とにかく仕事がなくて、どこでもいいから就職したいやつは
来ることを進めない。
昔は、林業は代々引き継いでいく家が多かったけれど
今では、それがほとんどない。
よそ者がいきなりに輪には入れない。

でも、水野さんはずっと通っていた師匠の元で働くようになったそうです。
(かなり、色々な話をカットしています)
昔から、やられている林業の仕事内容ってのは
とても、手間がかかることばかり
チェーンソーではなく、ナタを使ったり・・・・

そういう事をずっと学んできた水野さん
機械ではなく、人の経験で自然を手入れしていくという
歴史を継ぐ心得というのは、中途半端な気持ちではあかんで。という事を
必死で伝えていた。

それに、林業の心得は
どこにいても、自分から学ぶ姿勢をもって動く(気が利く)。
全体を見れる人(自分だけでなく、周りのことを意識する。など

都心から田舎にきても
仕事が会社でなくても

これ、同じなんですよね。


「そういう事が意識できない人とは山に入りたくない。」

そうですよね。だって、危険だし、まき沿いにされたくないもん。
死ぬ確率もすごく高いのが林業らしいと思いました。
何をしていても、どこにいても
最低限、人に役立てる人間になるよう意識するのは普通のことなんですよね。


水野さんは、林業をするまで働いた事がなかったそうです。

私は、水野さんの事を細かく知らないが
衝撃的な経験だったのか、とても辛かったんだろうなと思いました。


現代では、機械が増えてきたので
女性でも色々できる事があるそうです。

それは、良い事かどうか解らないけれど
職人仕事だけにしちゃっても、就職する人は減るし
若い人がついてこないと思う。


私自身も自分の将来をみて、あれこれ考えることができた1日でした。




 「林業の心得」









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