2009年02月09日
★チェ!キューバ★

「キューバでは、食料の自給率がほぼ100%です。」
北海道の農業を営む小林卓也さんは、キューバの農業現状を調べに
3年前に取材にいって、その内容を多くの人に伝えるために
上映会をしています。昨日は、その上映会に行ってきました。
キューバの政治事情は色々ありますが長くなるので省きます。
◎精神的に豊かな国 それが農業
精神的に豊かな国を目指しています。
アメリカとの経済が途絶え、貧乏になったキューバは自給率をあげる事に全力で
政府も力を入れました。
肥料の研究や学校の手配をして、多くの人が農業をできる環境を整えていきました。
◎30度気温のキューバで、白菜が取れる!
日本と同じ様に、季節によって食材を分けているけれども
日本で冬にしか作れない白菜もあります。
キューバは、夏じゃなくても30度もあるのに作れるんです。
◎混植で虫を生かす
それに、炒めることをしないキューバ人なのに、ニラがあります。
さらに、ヒマワリやハーブ系のものも、人参たキャベツと一緒に植えてあります。
ヒマワリは、てんとう虫がそばに植えているあぶら虫を食べてくれます。
ねぎも一緒に植えて、虫除けにします。
「健康的な野菜は、基本的には虫がつきにくい」ともいわれています。
ただ、一概ではないので、農家さんにとって事情も変わってきます。
◎業者じゃなくても、野菜を売れる
まあ、南国でお酒や音楽、アートを重要視しているキューバなので
日本人みたいに「きちっと」した考え方は、あまりしません。
チェ・ゲバラがどこにでもあり、啓蒙されている時点で違いますよね。
市民中心の革命を大切にしています。
誰でも気軽に野菜を売っても良いという法律があり
化学肥料を使用して農薬を使用する事を「禁止」にした法律までできました。
これは、政治が市民とかなり近い存在だからできたのか・・・。
まだまだ、お伝えしたい事たくさんでしたが
書ききれないので、上映会があれば参加してください。↓
サルーハバナ
そんなキューバ事情を聴きたくて集まったのは
アースブログでお馴染の京都大原で農業をする人達です。
「つくだのうた」
「サトリキ農園」
「音吹畑」
昨日は、仕事を作り出していく若者が集まっていました。
それに、加えて、私の先輩で八百屋を営む「ONE DROP」そして、いつも美味しい料理をつくってくれる「カフェ ミレット」 「カフェ ミレット ブログ」

んー。みなさん、顔が生き生きしてました。

Posted by 野村たかよ at 10:56│Comments(0)
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